2022.07.21教えて!こんなとき
お客様の「やっちゃったかも」は痛みの引き金?!身体の声を聴くセラピストの対応は
お客様のカウンセリングで「やっちゃったかも」との言葉が・・・
何があったのかと尋ねると、
「着替えている時にぐぎ!って痛みが走ったの。もしかして五十肩?」
私は医師ではないので病名は判断できません。そこで、
「病名はわかりませんが、症状や動きをみて、身体の声を聴いていきますね」と言って施術を始めました。
いつもの「ゆがみチェック」で全体のゆがみを確認し、更に肩、腕を色んな方向に動かしてもらいました。
確かに、四十肩・五十肩と言われる「肩関節周囲炎」の症状にも似ていますが、それだけでは無さそう。
身体の声を聴いてみると「腰と首」の施術が必要とのこと。
ということは、肩を動かして痛みを感じているけれど、その引き金は肩だけではないし、肩だけを施術しても楽な状態にはならないということだと分かりました。
ベッドにうつ伏せになって頂くと、ゆがみは一目瞭然!
いつもの「ゆがみチェック」で気になった身体のゆがみ矯正をまず行っていきました。これだけでも、肩のこりやゆがみは整っていきます。
後は肩を施術すればいいかな?肩こりが凄いのかな?と思いましたが、これだけではありませんでした。
肩よりも首の方がガチガチに凝り固まっていました。
優先順位は「首」に決定です。
集中的に首の施術を行い、それから肩や腰も行って、最後に老廃物詰まり除去も行い、ようやくバランスが整いました。血液などの巡りも整い、お客様の呼吸が穏やかになりました。
身体のゆがみ、こり、老廃物詰まりなどがあると身体のバランスは崩れて不具合が起きます。これをそのままにしておくと不具合が酷くなって、痛みやこり、冷え、痒み、発熱などの辛い症状になってしまいます。
セラピストになった当初は、習った通りに施術するだけでしたが、身体の声を聴くようになってからは、身体が正しいと伝える方法で施術すると、どんどん整って、お客様から「痛くない」「楽になった」といって頂けます。
なりたいもんの幸せは、お客様の「辛いが楽なった」です。この言葉を頂くたびに幸せって思います。