2021.10.28食でボディメンテナンス
「負けない身体づくり」100の方法<その29>カレーとスパイス! 整体師、チベット体操講師としての体験と発見を書きます
【負けない身体づくり】とは、私たちの「なりたい姿を叶える身体」を妨げる病気、怪我、老化、ストレスなどに負けない身体と心をつくること。
子供のころから病気したことがない人、いつもどこも辛くない人、昔も今も不安を感じたことがない人・・・って、なかなかいません。
私は、何か、ちょっぴり、元気じゃなかったり、辛いことがあったり、不安を感じたりして生きてきました。そんな私だから行っている「負けない身体づくり」100個の方法を伝えます。
100の方法の29番目は、「負けない身体になる」ための身体づくりです。今回は、スパイスの力で細胞を活性化させて負けない身体を目指します。スパイスを使う料理tと聞いて思い浮かぶのが、私の大好きな「カレー」です。スパイスを使った料理を食べるだけで、細胞が活性化されるなんて、幸せな方法だと思いませんか?
カレーにはたくさんのスパイスが使われています。料理する人によって、食材によって、使うスパイスや使い方が違います。それはもう、百人百様といっても過言ではありません。それを全部紹介するのは難しいので、負けない身体になるためにお奨めのスパイスを厳選して紹介します。
①ターメリック
カレーの色と言えば「黄色」を思い浮かべる方が多いと思います。この「黄色」のもとになっているのがターメリックです。
ターメリックは「お酒を飲む前に飲む!」と良いとされるウコンのことで、高価なサフランの代用として使われることもあります。
ターメリックには「クルクミン」というポリフェノールや「ビサクロン」ちという二日酔い防止になる成分、フラボノイドやミネラル、ビタミンBとC,食物繊維も含まれています。また、脂肪分解作用があり、脂肪組織が形成されるのをブロックする働きがあるそうです。つまり、抗酸化作用による老化防止やダイエット効果も期待できるスパイスだということです。
②コリアンダー
中国では香菜(シャンツァイ)、タイではパクチーと言う名でおなじみの香りの強い野菜です。
コリアンダーには、カリウムやカルシウム、ビタミンBなどの栄養素があります。そして、「消化促進」「血糖値改善」「血圧降下」「抗炎症作用」などの効果が期待できるので、メタボリック症候群対策にピッタリのスパイスと言えます。更に、デトックス効果もあり、体内に溜まった重金属の排出にも役立つ そうなので、妊活中&妊娠中の方には特におすすめです。
③クミン
カレーの独特な香りのもとになっているクミン。
クミンには、ビタミンB1,B2,B3、葉酸、カルシウムなどの栄養素があります。そして、「消化促進」「鎮痛効果」「デトックス効果」が期待できるので、コリや痛みの改善、疲労回復、ダイエットしたい方にお奨めです。また、「リラックス効果」もあるのでストレス解消したい方にもお奨めです。
④ローリエ
カレーなどの煮込み料理に入れて使うローリエの葉は、月桂樹の葉を乾燥させたもの。
ローリエには、「消化促進」「抗炎症作用」「血行促進」「月経促進」があり、胃腸・腎臓・肝臓などの内臓機能を整える効果が期待できます。疲労回復、冷え性予防、免疫力アップしたい方にお奨めです。但し、妊娠中の方は要注意です。また、「防虫作用」があるそうなので、タンスに入れて防虫&消臭剤としても使ってもいいですね。
⑤シナモン
甘い香りが特徴で、カレーだけでなく、アップルパイなどのスイーツや紅茶などでも使われます。
シナモンには、シンナムアルデヒド(香り成分)、鉄分、カルシウム、カリウムなどの栄養素があります。そして、「毛細血管の修復作用(老化防止)」「血行促進」「血糖値改善」「水分代謝促進」「リラックス効果」などがあり、メタボリック症候群予防や老化防止、美容効果などが期待できます。但し、妊娠中の方は要注意です。
⑥黒コショウ
香りと辛みが特徴の黒コショウ。カレーだけでなく中華や洋食の味と香りを引き締めるスパイスとしてよく使われます。
黒コショウの主成分はピぺリン。「新陳代謝アップ」「抗酸化作用」「抗炎症作用」「血糖値改善」「コレステロール値改善」「抗がん作用」「脳の機能低下を改善」などが期待できるそうです。
カレーで使うスパイスを紹介しましたが、これらのスパイスは炒め物や煮物などの日常の料理で使えます。いつもの料理がワンランクアップして華やかな味わいにしてくれます。
【負けない身体づくり】は、なりたい姿を叶える身体を作ることことなので、避けた方が良い食材や料理法もありますが、「美味しくて、細胞も喜び、心と身体が元気になる」ものを大切にしたいと思っています。
カレーは、そんな私の思いを叶えてくれる「幸せの料理」。これからも幸せを実感しながら食べたいと思います。