2021.09.02身体の声を聴く
「身体の声を聴く」で「元気でいたい人」の心身を叶えたい!
病気のある方、治療を受けている方から伺う声です。
私も子供のころからずっと治療を受けていて、ちょっと良くなったと思うとまた発症するの繰り返しだったので、治療をやめることが出来ませんでした。
だから、ずっと上の言葉を繰り返し、繰り返し、口に出さずに言ってました。誰かに言っても治してくれるわけではなく、辛い症状が無くなるわけではないから。
それでも完治して、病気がなくなることを諦められずに、治療できるという医師や療法を見つけると受けていました。でも、結局、治らなかった。
私はサラリーマンから転職するときに、セラピストになるかカウンセラーになるかを迷いました。どちらも興味があったので、両方のスクールを探して話を聴いたり、体験したりしました。
その時の経験が今の私に繋がります。
それは、とあるカウンセリングスクールでの説明会でのこと。精神科医であり、講師でもある先生が、こんな質問をしました。
「皆さん、うつ病はいつからなると思いますか?」
私は、「自分に自信が持てなくなった時」「考えがまとまらなくなった時」「人に会いたく亡くなった時」「気持ちが沈んで、生きる気力がわかなくなった時」などと答えました。
これを聞いた先生の回答は
「うつ病と診断された時です」
私はハッとしました。
うつ病に限らず、病気は「あなたは〇〇という病気です」と病名が付いたときから始まるということに気が付きました。
病名が付かなければ、病気だと診断されなければ、私たちは病気ではないのです。
この気づきが、「病気やケガは治せないけど、辛い症状や悩みを楽にするセラピストになりたい」という思いに繋がりました。
それからの私は、辛い症状を楽にできる施術や療法を探して学び、自分の中で体系立てていきました。そうして今の「身体の声を聴く整体」が生まれてきたのです。
病気やケガに注目しないからこそ気が付けたのが、「なぜ病気になるのか?どうしたら病気やケガによる症状が改善されるのか?」ということです。
「身体の声を聴く」では、細胞やエネルギーなどの身体の声を聴きます。その声を聴いて、病気になるのは細胞が不調になるからだと思いました。
私たちの身体は37兆個もの細胞で出来ています。その一つひとつが活動して、協力し合って、私たちを「生かして」います。その一つでも不調になれば、全体に影響が及ぶので、不調を治す細胞が働きます。
細胞は生まれてから死ぬまで、「元気でいられる」ように活動します。「元気でいられる」ために、不調にならないようにするために、自ら不調を治す力が「自己治癒力」です。
また、一つひとつの細胞に使命や機能があるように寿命があります。自己治癒力があると言っても「老化」していくのはそれが原因です。しかし、髪の毛が抜けても新しい毛が生えるように、古くなった細胞の後には新しい細胞が待機していて、機能維持をしていく力があります。この細胞の生成能力によって、私たちは元気な状態を維持できているのです。
こうした細胞の力のおかげで、私たちは不調になっても病気にならずに元気でいられるのですが、不調を治す「自己治癒力」が働かなかったり、細胞生成力が低下すると、症状が発症したり、傷が治りにくくなったり、老化が進んだりします。
「身体の声を聴く」ようになって分かったことは、「細胞が元気なら、身体も心も元気でいられる」ということ。そして、その細胞を不調にしてしまう原因があるということ。
既に病気だと診断された方は、細胞が不調になってしまい、自己治癒力と細胞再生力が不足してしまったのだと思います。
「身体の声を聴く」と、身体が「ここを調整して!」と訴えてきます。その訴えから、その不調原因を探って、少しでも細胞が元気でいられる環境にしていきたいと思います。
私は、「細胞が元気なら、死ぬまで元気でいられる」と細胞の力を信じています。だから、【負けない身体づくり】を実行しています。
【負けない身体づくり】は、病気、怪我、老化、ストレスなどに負けない身体と心をつくること。子供のろから病気がちで、いつもどこも辛くて、ずっと不安で自信が無くて・・・それでも「元気でいたい」って諦められなかったから。
サロンで「身体の声を聴くオルゴンリンパ整体」を行っていますが、もっと細胞の力を高めたいと考えています。そのために注目しているのが、身体と心を強くするエネルギーの働きと言葉の力です。
私たちの身体と心は、ほんのちょっとした環境の変化で不調に転じます。それは、自然環境、社会環境だけでなく、人の発言「言葉」「表現」「印象」などからも影響されます。
これらの変化を良い刺激として細胞の不調ではなく活性化につなげられるようにしたいと考えています。だから、もっともっと「身体の声を聴く」力を高めていきます。