2021.08.19食でボディメンテナンス
「負けない身体づくり」100の方法<その26>成長期にも老化防止にもなると思っていたのに! 整体師、チベット体操講師としての体験と発見を書きます
【負けない身体づくり】とは、私たちの「なりたい姿を叶える身体」を妨げる病気、怪我、老化、ストレスなどに負けない身体と心をつくること。供のころから病気したことがない人、いつもどこも辛くない人、昔も今も不安を感じたことがない人・・・って、なかなかいません。
私は、何か、ちょっぴり、元気じゃなかったり、辛いことがあったり、不安を感じたりして生きてきました。そんな私だから行っている「負けない身体づくり」100個の方法を伝えます。
100の方法の26番目は、「負けない身体になる」ための身体づくりです。これまで何度も「負けない」ための方法を書いていますが、今回は目から鱗が落ちる食材「牛乳」についてです。
子供のころは、「牛乳を飲んだら身長が伸びるよ」と言われていました。大人になってからも、「骨を強くする」「美肌作り」「老化防止」などのための健康食品として飲んできました。
でも違ったのです。
「白砂糖」「小麦粉」などの白い食材は、美味しいけど、摂らないようにすることが「負けない身体になる」ためになると紹介しました。更に、牛乳に含まれる「カゼイン」も身体の悪い食べ物だそうです。「牛乳アレルギー」の人だけでなく、人間にとって悪いという意味です。
牛乳のカルシウムは身体にとっていいのですが、「カゼイン」というたんぱく質がグルテン同様に消化しにくく、腸への負担になり炎症を引き起こします。また、アレルギーの原因にもなるそうです。
「牛乳が苦手」「牛乳を飲むとお腹が痛くなる(ごろごろする)」という人がいます。これは乳糖不耐症の症状の一つ。牛乳に含まれる乳糖が分解できなくて起こる症状です。2歳ころまでは、乳糖を分解する酵素(ラクトース)は分泌されているのですが、成長するにつれてどんどん減っていきます。日本人の75%が乳糖不耐症と言われているそうですよ。
母乳に含まれているカゼインと牛乳に含まれるカゼインは違います。赤ちゃんは体内の消化酵素で母乳を分解して栄養にしています。しかし、牛乳を消化できる酵素はこれをは違うから分解されにくいのです。
本来、牛乳は子牛の飲み物で、人間の飲み物ではないということです。
子供のころから「牛乳飲まないと背が伸びないよう」と言われ、大人になってからは「骨粗しょう症予防に牛乳を飲みましょう」と言われてきました。だから、毎日飲まないといけないのかなって思ってました。
骨のためとして牛乳は、カルシウムは多いのですがマグネシウムが少ないのが問題です。骨のためには、カルシウムとマグネシウムの比率は1:1か2:1の割合が必要ですが、牛乳は11:1なのですごくマグネシウムが少ないのです。
だから、私はパンが大好き!ご飯ももちろん好きだけど、パン屋さんの前を素通りできません。そのほか、お好み焼き屋とかもんじゃも好き。和菓子も好きなのですが、小麦粉の焼けた香りが食欲をそそるのです。
単なる「好き」「美味しいから」という理由で「やめられない、止まらない」なのかと思っていましたが、グルテンには中毒性もあるそうです。本当に止められない方は、中毒性を疑った方がいいかもです。
牛乳のカゼインや乳糖が未消化のままだと体調不良になります。
グルテンに引き続きカゼインの身体に与える影響を学ぶことは、私の食生活に衝撃を与えました。未消化による腸の炎症や副腎疲労は、私の天敵であるアレルギーを引き起こすからです。だから「牛乳を飲まないと!」から「牛乳は飲まない!」に変わりました。
牛乳の代わりに豆乳があります。大豆食品や小魚、小松菜やホウレンソウなどもあります。
私は、「病気・けが・老化・ストレスに負けない身体になる」を目指しているので、私にできるカゼインフリーを行ています。
私が、身体に良くて、身体に合う骨対策食品を選ぶために行ったのが「フードマッチング」。
・・・な方にもお奨めします。
「フードマッチング」は、まさに食べ物と身体との相性を見るセッション。
美味しく楽しく食べて、「病気・けが・老化・ストレスに負けない身体になる」を目指しましょう。