2021.07.22食でボディメンテナンス
「負けない身体づくり」100の方法<その24>甘いものがやめられない! 整体師、チベット体操講師としての体験と発見を書きます
【負けない身体づくり】とは、私たちの「なりたい姿を叶える身体」を妨げる病気、怪我、老化、ストレスなどに負けない身体と心をつくること。供のころから病気したことがない人、いつもどこも辛くない人、昔も今も不安を感じたことがない人・・・って、なかなかいません。
私は、何か、ちょっぴり、元気じゃなかったり、辛いことがあったり、不安を感じたりして生きてきました。そんな私だから行っている「負けない身体づくり」100個の方法を伝えます。
100の方法の24番目は、「負けない身体になる」ための身体づくりです。これまで何度も「負けない」ための方法を書いていますが、今回は大好きな食べ物であるパンやご飯、芋類、甘いものが対象です。これらを避けなければならないかと思うとため息が出ます。
しかし、負けない身体になるためには、避けて通れないものです。美味しい誘惑に負けない方法を紹介します。
お腹がすくと食べたくなるものは何ですか?
私は、「おにぎり」って答えてしまいます。でも、パンも好きです。それから、一番好きな甘いものは「焼き芋」です。これらはいつも美味しいと思えます。
ご飯やパン、芋類などの炭水化物食品を美味しいと思ってしまうのは、なぜだと思いますか?
人間の身体に刻まれた「生きるための記憶」だと思います。人間の進化、生存過程において、人間はとても弱い存在でした。狩りをしなければ食べられない。だから仮が成功せずに飢餓状態が長かった。その記憶はDNAに刻まれています。
狩りによって得られた肉、魚、木の実もご馳走ですが、畑で作った米や小麦、芋などの炭水化物は「いつでも食べられるご馳走」として飢餓からの救世主になったのだと思います。
救世主になった炭水化物は、たんぱく質・脂質と並ぶ”3大栄養素”のひとつです。だから、身体にとっては必要なもの。しかし、摂りすぎることで悪者になってしまうのです。
炭水化物は、食物繊維と糖質でできています。主にエネルギーとして使われるのが糖質です。糖質は「砂糖」「ご飯、パン、うどんなどの主食」「果物」「イモ、豆、野菜」「菓子」などに含まれています。これらは、毎日の食事で摂っているので、自然と糖質過剰になりがちなのです。
私は料理で「砂糖」は控えていたし、甘いお菓子もそんなに食べている意識はありませんでした。でも、ご飯、パン、お芋、野菜は食べていました。栄養を調べてみたら、これらにもかなりの糖質が含まれていることが分かりました。
つまり、甘いものは控えていたけど、糖質は控えていなかったのです。
では、糖質が身体に与えるダメージはどんなものがあるのでしょう?
など、どれも怖い症状です。
そして、負けない身体になるためには、糖質制限が必要だと思いました。
負けない身体になる為とは言え、糖質を全く摂らないということは難しいし、大好きなものが食べられないとストレスが溜まって、逆に身体に悪い影響を及ぼします。
だから、糖質と上手に付き合うことにしました。つまり、身体に良い炭水化物(糖質)を摂ることで「負けない身体になる」ことにしたのです。
いつもの食材をちょっと見直して、身体に良い炭水化物(糖質)を選んでみました。
米などの穀類やイモ類の糖質はでんぷん。これは身体への吸収が緩やかなので白砂糖のような急激な血糖値の上昇を防げます。
野菜や豆類は天然オリゴ糖や食物繊維が含まれるので、腸内環境を良くする効果があります。
他の精製されていない天然甘味料としては、黒糖、きび砂糖、てんさい糖、羅漢果などがあります。
これらは糖質の高いので要注意です。
これらを控えて、糖質の低いものや低い調理法で摂るようにしましょう。
私が、身体に良くて、身体に合う糖質を選ぶために行ったのが「フードマッチング」。
・・・な方にもお奨めします。
「フードマッチング」は、まさに食べ物と身体との相性を見るセッション。
例えば、糖質を摂るなら、米と蕎麦と饂飩のどちらがいいか?ということを身体に聴いていきます。
美味しく楽しく食べて、「病気・けが・老化・ストレスに負けない身体になる」を目指しましょう。