2021.06.17食でボディメンテナンス
「負けない身体づくり」100の方法<その22>美味しく元気に! 整体師、チベット体操講師としての体験と発見を書きます
【負けない身体づくり】とは、私たちの「なりたい姿を叶える身体」を妨げる病気、怪我、老化、ストレスなどに負けない身体と心をつくること。
子供のころから病気したことがない人、いつもどこも辛くない人、昔も今も不安を感じたことがない人・・・って、なかなかいません。
私は、何か、ちょっぴり、元気じゃなかったり、辛いことがあったり、不安を感じたりして生きてきました。そんな私だから行っている「負けない身体づくり」100個の方法を伝えます。
100の方法の22番目は、「負けない身体になる」ための身体づくりです。それは、予防医療診断士の学びから得た知識と身体の声が教えてくれた食べ物。私の毎日の身体づくりを支えてくれる食べ物です。
細胞が喜ぶ栄養素を含む食べ物は、
子供の頃、自分の好きなものばかり食べて、母から「好き嫌い言わずに食べない!」と叱られたことを思い出しました。
母は、細胞のことや栄養素のことを知っていたわけではありません。でも、「偏った食事をすると病気になる」と信じているので、口を酸っぱくして言い続けていました。
これはまさに、細胞の声です。「ちゃんと私たち(細胞)が生きいきと活動できる食べ物を摂ってね。私たちを喜ばせてね」と言っているのですね。
細胞が喜ぶ「食べ物」が分かったら、次はそれをどう摂るか。
摂り方とは、料理名や食べるタイミング、量などです。
野菜・海藻・ナッツ類は、食材そのもの(生のまま)を食べることができますが、肉・魚・豆類などは調理が必要です。
また、ほぼ毎日摂るためには、調理方法は簡単な方がいいなと思いました。
私は毎日、「細胞が喜ぶ食材で、簡単で、毎日摂れる料理は何か?」と考えて色々試してみました。そして見つけたのが「味噌汁」です。
味噌汁なら、色んな食材を具材として使えます。
更に、味噌汁の味噌は、豆を原料にした発酵食品なので、栄養の吸収に必要な腸の働きを助けてくれます。
ナッツ類は味噌汁には使いませんが、小腹が空いたときのおつまみや、サラダ、炒め物などで摂ることができます。
味噌汁は細胞が喜ぶ料理としてお奨めですが、喜ぶの細胞だけではありません。
私の味噌汁タイムは、主に昼食です。
食卓に、野菜や肉魚などの惣菜と共にご飯と味噌汁を並べます。それを見ただけで「美味しそう」と思います。
最初に味噌汁を飲みます。すると、香り、味、温かさが口の中に広がります。そして、食道から胃に流れ行くと、身体が温かさを感じて「ホッ」とします。
この時までの忙しさ、いらだち、焦り、悲しみ、興奮、歓喜などの色んな感情が一瞬リセットされます。
この「ホッ」としてリセットされた瞬間に、私は「細胞も、身体も、心も喜んでいる」と感じます。
細胞が喜ぶ食事は、その栄養が細胞の中のミトコンドリアの活性化を促すだけでなく、幸せな気持ちになれる食事なのです。