2021.05.06身体の声を聴く
身体の声を聴く…その意味を知る/身体の声を聴くセラピスト・なりたいもんの体験と発見
コロナ・ウィルス感染予防が始まって、もう1年半経ちました。最初はこのウィルスがどんなものか分からず怯えているだけでしたが、さすがに1年以上となると、感染対策生活にも慣れてきました。
「慣れる」とは、「適応する」ということ。適応力は、生き物が生存していく上で、必要かつ優れた能力です。
私たちが太古より生存してこられたのは、色んな環境変化に適応する能力があったからです。
しかし、慣れたとはいえ、この生活を良しとしているわけではありません。出来ないことだらけの毎日、「感染」という恐怖に不安な毎日を過ごさなければならないという生活は息苦しく、心地よくないからです。
そんな息苦しい生活を続けることで、私にも「適応力」が発揮され、心身に変化が現れました。
それは、出来ないことで取捨選択が出来たこと。
つまり、今まで「やるべきこと」だと思っていたことを、
などに分けて行うようになったのです。
「やるべきこと」だと思って行っていた時間・空間・仕事・物・人などが、そぎ落とされました。
そぎ落とされて残った「やるべきこと」は、私が生かされている役割を果たすこと。つまり、
「生かされている役割」を果たすには、お客様それぞれの望みが叶うようにサポートすること。難しい課題が残ったように思えました。
「お客様それぞれの望みにが叶う」ようにサポートするには、どうしたらいいのか?
それは、「お客様それぞれに合わせた施術」です。
お客様の望みは「身体の声」が教えてくれます。「身体の声を聴く」によって導かれた施術でお客様の「辛いを楽にしたい」と思いました。
時間・空間・仕事・物・人などをそぎ落としたらからこそ、見つけられた大切なものは、身体の声がお客様のなりたい姿をサポートすると分かったこと。
私にとって、お客様が笑顔になってくださること、健やかに過ごされることが一番嬉しいことです。
心身は「取り換え」が出来ません。
身体の声を聴くことの本当の意味は、取り換えが出来ない心身との付き合い方を聴くことだと分かりました。お客様にずっと健やかに心身に付き合って頂くために、身体の声を聴いてサポートしていきたいと思います。