2021.04.15自分でできるセルフメンテナンス
「負けない身体づくり」100の方法<その18>は、おうちで体操! 整体師、チベット体操講師としての体験と発見を書きます
【負けない身体づくり】とは、私たちの「なりたい姿を叶える身体」を妨げる病気、怪我、老化、ストレスなどに負けない身体と心をつくること。
子供のころから病気したことがない人、いつもどこも辛くない人、昔も今も不安を感じたことがない人・・・って、なかなかいません。
私は、何か、ちょっぴり、元気じゃなかったり、辛いことがあったり、不安を感じたりして生きてきました。そんな私だから行っている「負けない身体づくり」100個の方法を伝えます。
100の方法の18番目は、重たい頭と腕を支えている首の疲労を回復して、いつまでも若々しい身体になるストレッチです。
首の重さを考えたことありますか?ボーリングの玉くらいの重さなんです。それを細い首で支えている…って、想像してみて下さい。もっと具体的に言うと、ボーリングの玉を片手でずっと持っているって想像してみて下さい。手が疲れて1分だって持っているのは辛いですよね。
首は、その重たい頭だけでなく、更に重たい両腕に引っ張られています。つまり、首より上に頭、下に両腕という上下の重みがかかっているのです。
だから、すごく疲れるし、凝ってしまうのです。また、首には頭や身体に行く血管や神経が通っています。首周りの疲労は血行不良、コリ、そして神経障害にもつながります。
という方は、要注意です。早めにケアして下さい。
この「首の疲労回復ストレッチ」は、特にPC業務、ドライバー、細かい作業をする方など、「猫背」になりがちな方にお奨めです。このストレッチを毎日の生活に取り入れることで、首周りの疲労が回復し、首コリだけでなく脳や顔への血流もアップするので、アンチエイジングにもなります。
<合間バージョン>
<寝る前バージョン>
「大胸筋ストレッチ」は、首、肩、胸の筋肉を一度にストレッチして、コリをほぐし、血行改善する体操です。左右の手足を間違えないようにやりましょう。柱や部屋の角、家具などの固定されたものを使って気持ちよく行いましょう。
「小胸筋ストレッチ」は「大胸筋ストレッチ」とセットで行ってもらいたいストレッチです。大胸筋ストレッチでは伸ばせなかった奥の筋肉(インナーマッスル)に効きます。これも、左右の手足を間違えないようにやりましょう。柱や壁を見つけたら「やった!」と思って気持ちよく伸ばして下さい。私はエレベーターの中で
筋肉は、骨格と共に身体を支え、リンパ液の流れを促進し、脂肪燃焼や基礎代謝を高めるなどの働きをしています。
特に首は、頭を支えるため&脳と身体をつなぐ最重要部位で
首は7つの骨と筋肉で頭部を支え、身体とつないでいます。
首の筋肉疲労の蓄積や老化によって、骨格や筋肉が衰えたりゆがむと、脳への酸素が不足したり、手や腕、身体への神経を圧迫したりします。そうなあると、様々な症状に悩まされたり、老化への不安が大きくなってしまいます。
4つの運動は、場所も時間もとらないので、「いつでも、どこでも」出来る運動です。「ちょっとした空き時間に」「壁や柱を見つけたら」など、こまめにチャレンジしてみて下さい。
私は、朝起きた時、仕事の合間に行っています。毎日メンテナンスすることで、いつも元気で笑顔でいられる身体になれます。【負けない身体づくり】は、毎日の積み重ねで作られるものなのです。