2020.06.04身体の声を聴く
病気は「負けない身体になる」ために必要だった /墨田区東向島の整体師&予防医療診断士&チベット体操講師
私のビジョンは「負けない身体になる」こと。
何に負けないのかというと、病気、けが、ストレス、老化です。
私がなぜ「負けない身体になる」と思ったのかというと、ずっと負けていた病気「湿疹」に脅かされる毎日から解放されたいと思った方からです。
私は子供のころから、生活すべてがこの病気に支配されていました。
毎日、かゆみと腫れのことが頭から離れませんでした。
かゆいところを掻くと更にかゆくなり、赤く腫れあがり、瘡蓋になり、また赤く腫れあがりかゆくなるがずっと続きました。
かゆみの範囲はどんどん広がって、治る気配はありませんでした。仕方なくステロイド軟こうや抗アレルギー薬に頼りましたが、治ったように見えるだけで、薬を止めてればまたかゆくなりました。
顔の湿疹が一番気になったので、毎日薬を塗り続けました。薬を続けるうちに、皮膚は薄くなりすぎてスケルトンのように血管がみえるようになりました。ここまできて、ようやく、「薬を絶たないともっとひどい状態になる」という恐怖に襲われました。
「薬を止めて、病気(湿疹)に負けない身体になりたい!」
「そうしないと、外にも出られなくなるし、人に会うこともできなくなる」
そして、色んな療法を試し、調べて学び、ようやく改善の兆しが見えた時に分かったのは、「かゆみ、湿疹の原因を作っているのは自分自身」だということです。
そこで私が、病気(湿疹)に負けない身体になるため行った第一歩が、「原因物質の排出(デトックス)」と「細胞(特に皮膚)の再生」です。
体内毒素を多く排出するのは、便、尿、汗です。
女性の悩みの上位に便秘がありますが、便秘の方は毒素が体外に出しにくいということになります。
尿の病気としては、糖尿病がありますが、この病気が酷くなると人工透析が必要になります。人工透析は、機械で血液を循環させて、尿の代わりに毒素を排出します。
汗は、運動したり、お風呂に入ったりして、体温が上がると排出します。
私は、便と尿は問題なかったのですが、汗が出にくい体質でした。サウナに入ってもあまり汗かかない体質でした。
なぜ汗がかきにくいのかというと、これも病気(湿疹)のが原因です。
湿疹は、顔以外は、首、わきの下、肘、背中、膝裏などの汗をかくところにでていました。
汗をかくとかゆくなって、掻いてしまうので、汗をかかないようにする生活をしていました。
そこで、に「毎日1回は汗をかく」生活変えました。
その方法は、
積極的に汗をかいたら、すぐに拭くようにしたり、できるだけお風呂にはいって汗を流せるようにして、汗がかゆみにならないようにしました。
その結果、私の身体に変化が起きました。
まず、汗のにおいが脂っぽい匂いになり、体臭が臭くなりました。
あまりのかゆさに、眠れない時もありました。
かゆくてどうしても掻いてしまうと、掻き崩して体液がにじむのを繰り前しました。
そうして、どんどん汗をかける場所が多くなり、それに伴って、かゆくて赤く腫れる場所が小さくなってきました。
汗の匂いも体臭も減ってきて、眠れない日も減ってきました。
私が行った「身体の中の毒素を排出する」ことが、病気(湿疹)に負けない身体になる為に必要なことだと分かりました。
毒素を排出している間は、症状が酷くなって、辛くて仕方ありません。
何度もやめよう、諦めて薬を使おうと思いました。
でも、出し切ってしまえば掻かなくなる。そして、細胞(特に皮膚)は自然に再生してきました。
私が行った毒素排出の方法は「汗をかく」という誰にでもできる事です。特別なことではありません。しかし、普通に「汗をかく」ことが出来なくなっていた私は、毒素を身体に溜めこんでしまっていたのだと思います。そして、身体はこの毒素を体外に出そうとして汗の代わりに「湿疹」を引き起こしていたのだと思います。
つまり、この病気(湿疹)は、身体の毒素を出して健康にするために必要な「自然治癒力」の働きによるものだったのです。
私の病気(湿疹)は、かなり減ってきましたが、まだ治ったとは言えません。
自然治癒力としての湿疹がでないように、これからも毒素を排出し続ける生活をしていきます。