2020.03.20教えて!こんなとき
「頑張る」って楽じゃないし、当たり前じゃないよ!/墨田区東向島の整体師&予防医療診断士&チベット体操講師
仕事が終わっての帰り道に「はー疲れた」って言っちゃいませんか?
働くこと、世話すること、サービスすることは「いつものこと」「当たり前」の役割かもしれませんが、簡単ではありません。いつも頑張っているから「当たり前」って言えるし、言われるんだと思います。
そして、頑張ったから「はー疲れた」って言ってしまうんです。
「当たり前」だと思っていたから忘れていましたが、久しぶりに夜景が美しいフレンチレストランでディナーを頂いたら、すごく満たされた気持ちになっていました。それで、思い出したのです。
「ご褒美」があると頑張れるって。
今回のご褒美は、美味しい料理と美しい景色でした。
まるで蝋燭のような東京タワー、きらきら光る建物のライトは、毎日の生活では見られない夜景です。それを見ながらお酒を飲んで、美味しい料理を待つ間に、どんどんリラックスしていきます。
一皿ずつ、丁寧に作られて盛り付けられた料理を食べると、その味わいが口から身体に広がっていきます。そして、色んな美味しい料理で身体も脳も満足していきます。
お腹だけでなく全身、そして心も満たされて、まさに「ご褒美」を堪能しました。すると自然に「明日も頑張ろう」って言ってました。
「ご褒美」は贅沢な食事や豪華な空間、美しい景色でなければならないでしょうか?日常的な、いつもの食事、いつもの食卓、代わり映えのしない景色ではダメなのでしょうか?
今回の私の「ご褒美」は、確かに非日常的でしたが、私が「ご褒美」だと感じたのは「美味しい、美しい、高額のもの」だからではないのです。
では、何に「ご褒美」だと感じたのでしょうか?
それはもてなしです。
「美味しい料理」の何に頑張ろうと思えたのかというと、素材を生かした料理で、美味しそうに見える盛り付けで、楽しめる工夫があり、「うわー!」って驚くほど美味しかったから。
私が一番好きなのは日本料理。でも、今回のフレンチを食べて、「私は日本料理の次にフレンチが好きなんだ」と気づきました。フレンチは、素材を一番おいしくする工夫をして、色んな味わいを楽しめるように工夫した料理だからです。
そして今回の料理は、素材を用意した人と料理した人、そして私のテーブルに運んでくれた人、そのすべての人たちの「もてなし」を感じられる一皿でした。
それらを食べ終わったら、とても満足して、満たされた気持ちになって、疲れが癒えました。そうしたら「頑張ろう!」って気持ちになりました。
更に、美しい夜景の何に頑張ろうと思えたのかというと、東京タワーが見える席に案内されて、「私はこの夜景を楽しんでもいいんだ」と思ったからです。
その窓から見える夜景を食事中の話題にしたり、建物のライトのキラキラの中にいる人たちの気配に「みんな、頑張っている」って感じました。そして、料理のドキドキと感動して興奮した気持ちで夜景を見ると、スーッと興奮が静まるのを感じました。
夜景でリラックスしている空間と時間が特別なもののように思えてきました。そうしたら「頑張ろう!」って気持ちになりました。
そうか、気持ちを満たすことが「もてなし」なんだと思いました。
私たちは毎日働いています。会社員としての仕事だけが働くことではありません。アルバイトも含めた仕事、家事、育児、介護、救護、ボランティアなども全て「働く事」です。
働くと疲れます。でも、食事や休息をとることで回復して、翌日また働けます。でも、頑張りすぎてしまうと食事や休息をとっても回復できない場合があります。(なりたいもんのお客様に多いです)
「もう頑張れない」って時に必要なのが、「頑張ろう」って思えるもの。
サラリーマン時代の「旅行」でした。旅行するとコリがほぐれたり、眼精疲労を忘れたりします。楽しい時間を過ごすことで気分がリセットされます。そうすると明日から「頑張ろう」って気持ちになれます。
「頑張ろう」って思えるものは、ひとそれぞれです。
私は今まで「頑張ろう」って思えるものは、リフレッシュできるものだと思っていました。でも、先日のフレンチディナーで「もてなし」によって、気持ちを満たされるから「頑張ろう」と思えるのだと分かりました。
なりたいもんの「もてなし」とは何か?と考えました。
それは、「癒しの施術」とお客様の「身体の声を聴く」ことです。
施術名は『身体の声を聴くオルゴンリンパ整体』、そして特に「ご褒美用」として作ったのが『1名半日 “思いのまま”を叶える整体』
楽しい旅行、美味し料理、気持ちいい運動、まったり部屋ゴロなどの色んなリフレッシュ方法がありますが、なりたいもんの【もてなし】も「頑張ろう」の一つに加えてみて下さい。