2020.01.17身体の声を聴く
女性が「チーター」ってどういうことでしょう?/墨田区東向島の整体師&予防医療診断士&チベット体操講師
40代女性、家族あり、仕事あり、離婚歴あり、出産経験あり、他にも色んなものを持っています。この女性(今後、Iさんと呼びます)が整体師の私にこんな質問をしました。
「なりたいもんが本当に売りたい商品は何? どういうサロンにしたい?」
自宅で整体サロンを運営している私の最初のお客様が、Iさん。
「生理痛が酷くて、痛くて仕方ないの。仕事を休むわけにもいかないから、痛み止めの薬を飲んでいるけど、それでも痛い時があるの。生理が来るのが毎月怖いの。整体で少しでも楽になるかな?」と相談を受けたのが始まりです。
私は、この質問にすぐに応えられませんでした。ちょうど、「これからのサロンをどうしていきたいのか」と悩んでいたからです。
でも、ずっと考えていることがありました。
それは、「求められることが多くて空っぽになってしまう人の心身を満たしたい」ということです。
特に、女性。
男女平等とはいえ、女性に求められる役割は多彩です。
家の中では、娘、妻、母、嫁。職場では性別ではなく、一般社員、役職者、役員など役職によって求められる役割があります。
それぞれの役割に応じて、頼られ、求められます。人は、求められれば、応えようとします。そうして頑張りすぎて空っぽになってしまう場合があるのです。
女性で、40代、50代の人は、若い時よりも経験を積んでいるので、更にたくさんの役割を持つことになります。働き方が多彩になるので、エネルギーを多く放出して疲れやすくなっています。
更に、若い時と違って、回復力が下がっているので、疲れが溜まりやすくなっています。
疲れているのに頑張ってしまうと、身体だけでなく心も疲れてしまいます。
これを続けていると病気になってしまうかもしれません。
なりたいもんが本当にやりたいのは「色んな役割を求められて空っぽになってしまう女性を生きいきと輝く心身にしたい」ということ。
私のなりたい姿のサロンは、
今のサロンを考えてみました。すると、お客様に施術内容や時間を選んで頂く「選択制」に問題があると思いました。なぜなら、整体師経験を通して分かった「身体の不思議」とそぐわない点があるからです。
この「身体の不思議」とは、痛みやこりなどの実感がある箇所だけを施術しても、楽にならないということ。そして、「身体と心はつながっている」ということなのです。
施術をする中で、「身体と心はつながっている」ことを実感しました。
自覚のある箇所だけを施術するのではなく、無自覚の箇所や心(メンタル)も施術すると、「楽になった」と笑顔になって頂けるし、その後も楽な状態が続きます。
「身体の不思議」が分かった時、本当に提供したいメニューと作りたいサロンは「イメージ(目的)を叶える施術を行うサロン」です。
ちょっとブレイク。
美容院に行った時のことを考えてみて下さい。
椅子に座って、鏡を見ながら、美容師に伝えることは何でしょう?
カットしてもらう長さですか?
カラーの番号ですか?
カットやパーマに必要な時間ですか?
私はそんなことを伝えたことはありません。
「いつもの感じで!」とか、「タレントの○○さんと同じような髪型にしたい」というイメージを伝えるだけです。どうなりたいのかという目的を伝えるだけです。
つまり、私が作りたいメニューもこれと同じです。
私のイメージする生きいきと輝く女性は、エネルギッシュ、柔軟、安心感、包容力のある女性です。動物に例えると「チーター」のように、しなやかで美しく強い女性です。
私が作りたいのは、頼られて、求められて、それに応えて働くことで、心身に疲れが溜まった女性がリフレシュできて、求めるイメージを叶える施術を行うサロン。
浮かんだメニューは、1日1名限定「“思いのまま”を叶える整体」です。
このメニューは、職場でも家庭でも頼られて、それに応えて働き続けて、身体も心も疲れが溜まっくたくたになった方の整体です。
何も考えずに、なりたいイメージを話して下さい。
あなたの思いと身体の声を聴いて施術していきます。
「身体の声を聴くオルゴンリンパ整体」にオプションも組み入れて、癒し満たされた気持ちになる半日コース(約4時間)。
生きいきと輝き、しなやかで美しく強い身体に生まれ変わりましょう。