2019.01.24教えて!こんなとき
自分だけ汗をかいていると不安になりますよね。
急な発汗は「更年期障害」か「自律神経失調」の可能性が高いと思われます。
なりたいもんでは、こんな風に対応しています。
気温や室温が特に高くないのに、急に顔や上半身が暑く感じて汗ばむという更年期症状の女性の方は多いです。
更年期症状の発汗、のぼせ、のてりなどを「ホットフラッシュ」と呼ばれています。
これは、女性ホルモンの減少により自律神経が乱れてしまうために起こります。
女性ホルモンの分泌量の減少により自律神経が乱れると、体温調整が乱れてホットフラッシュがおきます。
脳の視床下部と呼ばれるところから、卵巣に女性ホルモン(エストロゲン)を出すように指令を出して女性ホルモンが分泌されています。
しかし、更年期になると卵巣の機能が衰えてきて、女性ホルモンの分泌量が減ってしまいます。そこで、脳はもっと女性ホルモンを増やすように指令を出しますが、卵巣は女性ホルモンを作れないので、脳が混乱します。
この脳(視床下部)は、自律神経もコントロールしています。
だから、脳が混乱すると自律神経の乱れも引き起こしてしまうのです。
この自律神経は、内臓や血管などの働きや体温調節を行っています。
自律神経が乱れて体温がうまく調節できなり、気温に関係なく急に暑くなるなどホットフラッシュが起きてしまうというわけです。
顔に汗をかくのは、「冷え性」の可能性もあります。
特に更年期障害の場合に出る汗は「冷えのぼせ」の可能性があります。
下半身が冷えすぎているので、動いたり、血液循環がよくなってくると全身の体温が上昇し、「少し温かかった頭部」が特に熱くなって汗をかきます。
とにかく、「私だけ汗かいている!」って、更年期でなくても起きる事なので、恥ずかしいことではないです。
更年期の症状は、ホットフラッシュ以外に、頭痛、吐き気、めまい、動悸、息切れ、不眠、脱毛など色々あって、人にもよります。
なりたいもんでは、どんな方にも気持ち良く更年期を過ごせるように施術しています。
特に、「下半身」と内臓機能に関連する「背中」、脳と身体をつなぐ「首」を整えます。
更に、末梢の詰まりをとります。
更年期障害に負けない身体になるには、巡りのよい自律神経のバランスがとれた身体になることです。